僕と初音ミクの話。
ワカバです。学校のいろいろをこなし、コラボ案件をひと段落させ、履歴書を出し、ついにマジカルミライ楽曲コンテストに向けた作品制作に専念できる状態になりました。毎月1日にあるFANBOXの活動報告書の提出と、ボカストのCDとグッズの注文と受け取り以外、9日にボカストのために京都へ行くまでスケジュールは真っ白です。ほぼ何もない2週間。こんなチャンス、人生であと何回あるか分からない。ということで、タイトルにもあるとおり、初心に戻って「僕と初音ミク」のことについて考え、包み隠さず正直に記し、作詞作曲の助けにしようと思います。「初音ミクの話」ということはつまり、長い長い自分語りです。中学時代から今までをすべて書いたので、本当に長くなってしまいました……苦手な方は気をつけてください。 ……当時見た(と記憶している)動画や当時のDTMファイルを探しながら書いているのですが、自分の記憶と動画の投稿年度やファイルの作成日時がずれています。SFではないので僕の記憶が間違っているということになるんですが、おかしいなぁ……。頑張ってすり合わせます。 僕が彼女に出会ったのは、中学生の頃でした。初めて聞いた歌は覚えていません。兄からもらったお下がりのiPodに入っていた曲に過ぎなかったからです。当時は兄がファンだったバンプオブチキンやアニソン、ミスターチルドレン、ポルノグラフティなどを主に聴いていました。中学三年生の時、自分用の携帯電話が新しくなってネットを見られるようになり、それでニコニコ動画を見始めました。しかし当時はそこまでニコニコにハマっていなかったのか、VOCALOIDに関することは何も覚えていません。 高校に入ってからは、けいおん!の影響とクラスメイトからの誘いがあって軽音楽部に入り、ギターボーカルを始めました。元々音楽は好きで、幼稚園からピアノを習っていて、中学では吹奏楽部でチューバをやり、中学の間はアルトサックスもヤマハで習い、加えて、うちの中学は合唱部の人数が少なかったので、お助けとして合唱も一年やっていました。吹奏楽部は忙しくて練習もハードだったため、個人練習を家で行え、少人数ゆえ小回りもきく軽音楽部を選んだところもあります。歌うのは大好きで、物心ついたときからテレビから流れてくる歌を覚えては歌っていました。そんなわけで歌の練習を頑張りたくなり、ニコニ